墨田区でリフォームする際、どんな補助金・助成金が利用できる?
2023年4月18日(火)
こんにちは!
墨田区錦糸町のLIXILリフォームショップベストリホームです。
リフォーム・リノベーションを考えている方を悩ませる、お金の問題。
急に改修が必要になったり、長年のお悩みを解消したかったりと、リフォームの必要があっても、出費のことを考えるとなかなか踏み切れない、という方も多いのではないでしょうか。
でも実は、リフォームの際に国や自治体から、さまざまな補助金・助成金を受けられるのをご存じですか?
その種類も多種多様にのぼるため、この記事では、墨田区の住宅にまつわる補助金にしぼって、目的別にご紹介していきたいと思います。
※掲載された内容は2023年4月時点でのものです。各種補助金をご利用の際は、自治体に事前にご確認ください。
家のバリアフリー改修がしたい
高齢者自立支援住宅改修助成【65歳以上の方】
おおむね65歳以上の高齢者の方が、暮らしやすい環境に改善するための住宅改修費用を助成する制度です。
対象 |
〈予防改修助成〉 介護保険の要介護認定が「非該当」、または認定を受けていない未申請の方 〈設備改修助成〉 介護保険の要介護認定が「要支援」または「要介護」の方 |
対象工事 |
〈予防改修助成〉 手すりの取り付け、床段差の解消、洋式便器への取り換え 等 〈設備改修助成〉 浴槽・流し台・洗面台・洋式便器への取り換え 等 |
助成額 |
改修工事に要した費用のうち20万円を限度に助成 ※費用の1~3割を利用者が負担(限度額を超えた場合は本人負担/所得等により費用負担がない場合も) |
注意事項 |
・工事内容によっては、介護保険住宅改修費支給と併用可能 ・工事前に要申し込み ・新築は助成の対象外 |
地震に強い家にしたい
民間建築物耐震診断助成事業【耐震診断】
対象となる住宅の耐震診断に要した費用の一部が助成されます。
対象 |
昭和56年(1981年)5月31日以前に着工された区内の建物 |
助成額 |
〈木造建築物〉 上限15万円(助成率:10/10) 〈非木造建築物〉 50~204.5万円(助成率:1/2) ※分譲マンション含む |
注意事項 |
・非木造建築物の助成額上限は、診断対象床面積により異なる |
木造住宅耐震改修促進助成事業【耐震改修】
木造住宅の耐震改修を行う場合、費用の一部が助成されます。
対象 |
・昭和56年(1981年)5月31日以前に着工された区内の木造住宅 ・区の評定機関による耐震診断の結果、耐震性が不足すると判断された木造住宅 ・柱や梁などの主要構造物の過半が木造 ・延べ面積の過半が住宅 |
助成額 |
①+② ①計画作成等:10~20万円(助成率:10/10) ②工事:60~170万円(助成率:1/2~5/6) |
注意事項 |
・上記のほか、耐震シェルターの設置工事、除却(解体)工事(緊急対応地区内のみ)の助成もあり ・耐震改修に併せ、バリアフリー改修を行う方には「福祉住宅改修助成事業併用耐震改修助成」が適用される場合も ・工事契約後や、工事着手後の受付は不可 |
環境に配慮した家にしたい
緑のへい等設置補助
道路に面した沿道部分に、新たに緑のへい(生け垣や植樹帯)を設置する方に補助金を交付する制度です(※)。
※国・地方公共団体・その他の公共団体、分譲住宅の販売者、適正な維持管理が困難な方等を除く
対象 |
〈生け垣〉 高さ1メートル以上の樹木を葉と葉が触れ合う間隔で列植したもの。 〈植樹帯〉 奥行き50センチメートル以上の植栽ますに葉と葉が触れ合う間隔で樹木を列植したもの。 ※下記の場合は補助対象外 ・法令に不適合な建築物に設置する場合、条例または要綱に基づき設置する場合 ・隣地との境界沿いに設置する場合 ・沿道部分であっても、道路と緑のへいを遮るような構造物を設置する場合(フェンス含む) ・ブロック等の縁石の高さが45センチメートルを超える場合 |
助成額 |
下記の額と緑化工事費(税抜)、どちらか少ない額 〈生け垣〉 限度額40万円(植え込み地の長さ1m(10cm未満切捨て)につき2万円) 〈植樹帯〉 限度額40万円(植え込み地の面積1㎡(10㎠未満切捨て)につき2万4千円) |
注意事項 |
・ブロック塀等を取り壊した跡に緑のへいを設置した場合、1mにつき1万円加算 ・申請手続き前に要事前相談・現場確認 |
屋上等緑化整備助成制度
建築物の屋上や屋根のないルーフバルコニー等にを設ける場合、面積に応じて補助金が交付される制度です。
対象 |
建築物の屋上(最上部の平面な箇所等屋根部分)や屋根のないルーフバルコニー等に1平方メートル以上の緑地(芝などの植物や樹木等)を設ける場合 ※ウッドデッキや平板等、植栽を植えられない部分は補助対象外 ※植木鉢・プランター等可動性のあるものや菜園等は対象外。 ※国・地方公共団体・その他の公共団体、分譲住宅の販売者、適正な維持管理が困難な方等を除く |
助成額 |
①か②のいずれか少ない額(限度額40万円) ①緑地1㎡あたり1万円(1㎡未満切捨て) ②工事費の1/2(税抜/1万円未満切捨て) |
注意事項 |
工事着工後の申請は補助対象外 |
壁面緑化整備助成制度
区内に緑を増やすことを目的に、区内の建築物で新たに壁面を緑化する方を対象に、助成金を支給します。
対象 |
区内の民間建築物で、新たに壁面を緑化する建築物の所有者の方 ※建築基準法など法令に不適合の建築物、および条例・要綱に基づき設置する場合を除く |
条件 |
①道路に面していること ②補助器具、およびかん水設備(散水栓など)があること ③壁面緑化する建築物が道路境界線から50cm以上後退していること ④緑化面積が1㎡以上あること ⑤壁面緑化を良好な状態に保つこと |
助成額 |
①か②のいずれか少ない額(最高40万円まで) ①1㎡あたり1万円(1㎡未満切捨て) ②工事費の1/2(税抜/1万円未満切捨て) |
注意事項 |
申請は工事着工前必須(工事着工後の申請は補助対象外) |
地球温暖化防止設備導入助成制度
地球温暖化の防止を目的に、省エネルギー設備等を導入する際、工事費用の一部が助成されます。区民・事業者の方などが区内に所有する建築物が対象です。
対象 |
・遮熱塗装 ・建築物断熱改修 ・燃料電池発電給湯器(エネファーム) ・家庭用蓄電システム ・直管型LED照明器具 ・住宅エネルギー管理システム(HEMS) ・ビークル・トゥ・ホーム(V2H) ・充電設備 ※各1回のみ申請可 ※各種条件あり |
助成額 |
下記表を参照 |
注意事項 |
※申請受付期間は、令和 6 年 2 月 29 日まで。ただし、予算額に達した場合はその時点で受付終了 ※工事着工前の申請が必須(工事着工の1ヵ月前~7 営業日前までに申請) ※国・都から同種の補助金を受ける場合は、その補助額を除いた額を工事費用とし、助成額を算定 |
【助成額】
対象 | 助成額 | 上限 |
遮熱塗装 | 工事費用の 10% | 戸建・事業所:15 万円/分譲マンション:30 万円 |
建築物断熱改修 | 工事費用の 10% | 戸建・事業所:15 万円/分譲マンション:50 万円 |
燃料電池発電給湯器(エネファーム) | 工事費用の 10% | 3万円 |
家庭用蓄電システム | 工事費用の 10% | 5万円 |
直管型LED照明器具 | 工事費用の 1/2 | 戸建 :3万円/分譲マンション:15 万円 |
住宅エネルギー管理システム(HEMS) | 工事費用の 20% | 2万円 |
ビークル・トゥ・ホーム(V2H) | 製品費用の 1/4 | 戸建:40万円 |
充電設備 | 工事費用の 4/5 | 戸建:7 万 5 千円 |
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参照:
墨田区「住宅に関する助成制度」(外部リンク)