「食いしばり」していませんか? ~LIXILベストリホーム通信11月号より~
2022年11月22日(火)
暮らしのちょっとしたお役立ち情報や知っていると楽しい豆知識をお届けする、LIXILべストリホーム通信。
今回は11月号から、歯の「食いしばり」についてお届けします。
食いしばりとは? そのデメリットは?
無意識のうちに歯をぐーっと噛んでしまう「食いしばり」。そのままにしておくと、歯や歯ぐきにダメージをあたえるだけでなく、肩こりや首こり、頭痛などが出ることも。
寝ているときはなかなか意識するのは難しいですが、日常の中で食いしばりをしないように気をつけましょう。
どうすればいい?
認知行動療法
冷蔵庫やテレビ近くなど、目のつく場所に「噛まない」と書いた紙を貼ることで、それを見て意識し、もし、食いしばっていたらやめるというもの。繰り返すことで、食いしばりの回数を減らすことを目指します。
スマホなどの長時間使用を控える
パソコンやスマホなど、同じことを長時間するのも原因に。休憩を取りつつ、食いしばりしていないかな? と意識してみましょう。
食いしばりのチェックポイント
舌の縁に歯型のようなガタガタした跡があったり、頬の内側に白い線があったりすると、食いしばりの可能性があります。口の中を、よく観察してみましょう。
マッサージも効果的!
食いしばりによって緊張する筋肉を緩めることも大切です。
たとえば、咬筋(耳の前あたりに手を置いて口を開閉をしたときに動くところ)を人差し指と中指で優しく円を描くようにほぐします。また、胸鎖乳突筋(耳の後ろから鎖骨に向かって斜めについている筋肉)や首の後ろの筋肉をほぐすのも効果的です。
さらに、口を開けて、口がゆがまないようにゆっくり閉じる動作を10回1セットで、1日3セット行うのもおすすめです。
歯医者さんに相談するのも手
どうしても気になる方や、寝ている間の食いしばりもどうにかしたい、という場合は、歯医者さんへ。場合によってはマウスピースをつくるなどの対策があります。
いかがでしたか? 次回のLIXILベストリホーム通信もお楽しみに!